“ヨーロッパが一つとなり、天を知らない2つの強大国を 抱くことのできる環境圏をつくろう” 天地人真の父母様御聖誕および天一国基元節9周年記念韓半島平和サミット 祝勝会 真のお母様のみ言

天一国10年天暦1月15日
2022年 2月 15日(火)
HJガーデンホール(天城旺臨宮殿大聖殿)

今まで世界でこの一日のために準備し苦労した結実が、勝利として成就されたことをありがたく思います。特に壬(みずのえ)寅(とら)年の 1962年に、本当に真実が現れたならば、キリスト教の反対はなかったはずです。しかしそのようになることができず、60年を経て迎える2022年の壬寅年に、今まで耐え忍んで待って来られた天の父母様の存在、天の父母様を堂々と叫んで知らせる真の家庭、天寶家庭が、世界のいたる所で美しい花を咲かせるようになりました。

天を知らないロシアと中国、2つの国を抱くことのできる道

一昨日、私が話したように、本来の宇宙の主人、この地球の主人は天の父母様であるのに、天の父母様が分からず、堕落した人類は、自らの所有だといって国境線をつくりました。今日、強大国と言われる国々――特に天を知らず宗教に反対する国がロシアと中国です。――これらの国の前に、キリスト教文化圏が出発したヨーロッパ大陸のすべての国々は立ち上がらなければなりません。
天の父母様の子女になる道は、真の父母を受け入れて、天の父母様の懐に兄弟として一緒に行く道しかありません。ヨーロッパ大陸でキリスト教が出発し、世界へ伝播していき、アフリカで多くの宣教をしてきました。しかしイエス様の本質が分からない立場で、ために生きる愛ではなく、結果的には奪って来る、そのような文明によって、キリスト教文明圏はその責任を果たせなかった立場で衰退していってしまいました。
それで私は真の父母として、最も痛みと困難の多いアフリカ大陸を、まず復帰するために進み行きました。結果はアフリカの国々と 7つの宗教団体、大陸を復帰した立場で天一国安着を宣布するようになりました。聖書で「先の者はあとになり、あとの者は先になる」(マタイ19・30)というのがアフリカです。
しかし最後に、天の父母様に侍った人類一家族に向かっていく道において、いまヨーロッパ大陸が直面している東欧問題と北東アジア問題についてみるとき、完全に真の父母と一つになった位置で、天の父母様の真の子女として先の者となり、天を知らない2つの国を抱くことのできる、兄の立場で弟を教育して抱く環境圏をつくり得る機会が、まさに今であるということを知らなければなりません。
遡って1970年代に、お父様はアメリカを生かして世界を抱こうとされたために――その時、実際にはヨーロッパよりアメリカのほうが少し弱かったのです――ヨーロッパの中心的な責任者をアメリカに呼んで、アメリカを天の摂理に合うように教育するにあたってたくさんの苦労をしました。当時、アメリカにはまさに代表的な三人の人物がいました。とても活発で自信あふれる、そのような女性たちでした。彼女たちは真の父母様に侍り、先頭に立って多くの苦労をしました。そのときお父様は、アメリカを救うための「希望の日」(Day of Hope)の行事をされました。合唱団を作ったのですが、そのときピアノを弾く人がいました。アメリカを代表する三人の女性とは違い、アメリカの女性でありながら東洋の香りのする女性でした。リンダだと私は記憶しています。それで本当に良い印象を持ちました。ところで、この女性はマーク・ブラウンを夫として迎えて幸福に暮らしていることと思います。
私がこの話をどうしてするのかと言えば、今回バローゾもそうでしたし、ヨーロッパの貴賓を紹介して教育するのに大変苦労しました。それで私はバルコム大陸会長と大塚天議苑長とジャック・マリオン UPF 会長がいるところで「いまヨーロッパが立ち上がり、天の摂理を助けるのに拍車をかける時になったので・・・。人類が生きる道、ヨーロッパが生きる道、世界が生きる道は天の父母様に侍る道ですが、その天の父母様に侍ることのできる資格を備えてあげる方が真の父母なので、真の父母と一つとなったヨーロッパになろう」と力強く叫ぶことを望んで、この人の名前を取り上げました。
先ほども話したように、ヨーロッパが一つになって、問題になっている二つの強大国、天を知らない二つの強大国を教育して弟として立て、天の父母様の前に連れて来てください。そのような考えをしました。
それで、私は壬寅年を迎えながら、天の運勢、権威を表すべきこの年において、示し得るものは何だろうかと考えたところ、ネクタイとスカーフを作るようにしました。それを今回首脳たちに配り、各大陸の私たちの指導者たちにも昨日全員にあげたと思いますが、摂理を助け得る貴賓たちにもプレゼントをし、よく説明をして、天の摂理をともに行こうと言って、良い人々と因縁を結んでくれるように望みます。ところで今回のサミット会議において一番苦労したアメリカのウォルシュ、ジェンキンス、トーマス・マクデビット、これらの人には渡っていないと思います。それで、今あげようと思います。天の権威を持って人々を教育しなさい。タージ・ハマドにもあげるように願います。
そして、今回の大会に一番来たかったのに、健康が思わしくなく参席できなかった人がいます。私が愛する娘、キャシー・リグニーにあげるプレゼントには、2年間、韓国の人々がコロナパンデミックでも一番慰められたトロット歌手たちの歌の CD。私が好きな歌を盛り込みました。キャシー・リグニーは今シカゴにいるというので、金起勳会長はキャシーにあげてください。マーク・ブラウンのプレゼントにもCDが入っています。そしてマイケル・バルコムとデミアン・ダンクリーも歌が好きだというので、韓国の歌の CDを準備しました。これを受け取っていきなさい。

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