一粒の種もこぼさず、 明日を拓く二世圏を花咲かそう

 昨年、東京で開催された韓日・日韓祝福家庭特別集会に、真のお母様がメッセージを送ってくださいました。交叉祝福家庭への大きな期待と願いが込められたみ言でしたが、最後に以下の内容が記されていました。
 「最後に一つ、お願いしたいのです。私が心から願うことは、真の父母の業績以上に、天一国の億万歳の磐石の上に、末永く永遠に立てていく二世圏を育てあげることです。彼らは天の父母様(神様)の願いであると同時に、真の父母の理想を実現させる、未来の主役たちです。皆さんの子女たちは天一国のピュア・ウォーターです。どうか未来の天一国を担って進む、成熟した指導者として成長させてくださるよう願います」
(2020年7月18日、神日本第1地区 韓日・日韓祝福家庭特別集会)
 もちろん、交叉祝福家庭のみならず、全ての祝福家庭を通して誕生した二世たちに思いをはせたみ言です。

天一国のピュア・ウォーター

 水は生命の源です。全ての被造万物の生命は、天から賦与された生命の水の恩恵の中で生かされ、成長していきます。二世圏の姿を目の前にされたとき、真のお母様は、そこに未来の天一国を見詰め、彼らが生命の源となって万民を牽引する雄姿を思い描いていらっしゃいます。
 「ピュア」とは何でしょうか? 「純粋」「純潔」などが訳語として当てられますが、「混じりけのないさま」「汚れのないさま」を表す簡潔な表現だと思います。
 「二世」とは何でしょうか? 祖父母の代から見れば三世の立場となりますが、それでも、私たちは二世と表現します。それは、親世代の一世に意味があるからです。
 それでは、なぜ「一世」と言うのでしょうか? それは、真の父母様によって天の父母様の血統に生み変えられた、初めての世代という視点から一世と表現します。
 すなわち、二世の生命の根源は真の父母なのです。二世は真の父母様によって生命が与えられた存在であり、六千年の神様の救援摂理の結実です。真の父母様の勝利圏がなければ、世に生まれ出てくることもありませんでした。二世たちは、真の父母による真の愛の泉からあふれ出てくるピュアな生命なのです。
 「ピュアな心」と「ピュアな血統」が守られてこそ、「ピュア・ウォーター」の称号が付与されます。さらに「ピュアな心」も「ピュアな血統」も、三世、四世へと連結、相続されなければなりません。そのために最も求められる要素が「孝情の力」です。父母に向かう純粋・純潔な心情が生命の源としてのピュア・ウォーターの役割を推進する力となるのです。
 「ピュア・ウォーター」の称号は、親から子女に向けた大きな愛と願いが込められた言葉だと受け止めなければなりません。

一つの生命も諦めない

 真のお母様の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』に、「私を待っている人が一人でもいるならば、地球の果てまでも訪ねていって救いの門を開くのが、独り娘の使命なのです」(290ページ)とあります。九十九匹の羊が懐に抱かれていても、たった一匹が迷子になってさまよっているのなら、九十九匹を置いてでも、一匹を捜し続けるのが親です。
 今日までの激しい摂理の中で、受けるべき愛情を受けることができずに、愛を求めて彷徨する多くの二世たちがいます。天の祝福と天のご意思のもとに生を享けた貴い生命が、迷路で立ち往生し、自らのアイデンティティーを求めて、心の叫びを上げ続けているのなら、その叫びに耳を傾けて、生命の泉のほとりに連れていってあげなければなりません。
 天の父母様は、一つの生命も諦めません。親は決して諦めることはできないのです。なぜなら、生命は永生するからです。生命の泉で癒やされた彼らが、再びピュア・ウォーターとして躍動する、その瞬間に希望を抱いて、「私たちも絶対に諦めない!」と誓って、全ての二世たちを花咲かせてまいりましょう。明日、どんな花を咲かせるだろうかと楽しみにして……。
 「いまだに真の父母様を知らない七十七億の人類を思うと、摂理の行く道は、まだ遠いのです。しかし私は、決して挫折しません。私は、絶対に落胆しません。なぜなら私には、とても力強い天の武器があるからです。
 世の中のどんなものよりも強く、世の中のどんな宝物よりも貴く、世の中のどんな水よりも純粋な、天の父母様が隠しておかれた武器があります。それが、正に皆さんです。ですから皆さんは、私の希望であると同時に未来なのです」
(2020年8月1日、神日本第1地区 JTGY リ・ユニオン集会における真のお母様の特別メッセージ)