先般、真のお母様は、報告祈祷の結びを、新たに「ホーリーマザー・ハンに侍る祝福家庭○○○○の名によって、感謝の祈祷をいたします」とするように祝福されました。
あえて、「祝福」されたと表現しました。
今までの祈祷も、新たなご指導も、〝私たち祝福家庭の名によって〟祈祷することには何の変わりもありません。しかし、「ホーリーマザー・ハンに侍る」と告白することによって、〝摂理の大きなうねりの中に立つ私たち祝福家庭である〟ことを新たに自覚するという、重要な意味が付与されているのです。
二〇一二年に真のお父様が聖和されて以降、真のお母様は激動の十二年を通過されました。
天の父母様宣言、実体聖霊・初臨の独り娘宣言、天一国基元節宣布、天一国経典発刊、天一国安着宣布、天の父母様聖会宣布、天心苑精誠推進、「真の父母論」教育推進、「韓民族選民大叙事詩」教育推進、そして今、天の摂理の完成、人類歴史の完成とも言われる、天苑宮・天一聖殿入宮式を迎えようとされています。
真のお父様のご聖和以降、地上摂理をお独りで推進してこられた真のお母様ですが、常人では思いも寄らない基準で摂理の最終段階を越えていこうとされています。
この十二年間、私たちは真のお母様から、「私と一つになりなさい!」「私と一つになれば必ず勝利する!」「私と一つになれば超えられない試練はない!」といったみ言を、どれほど耳にしてきたでしょうか。
急展開する摂理の最終段階の峠を越えるとき、その中心に立たれるのは真のお母様です。
実体では真のお母様しか見ることができませんが、真のお父様と一つになられたお母様であり、天の父母様(神様)と一つになられたお母様であることをしっかり認識して、一つになる努力をしていかなければなりません。
お父様とお母様が一つであることをより確信したい方は
真のお母様が真のお父様と一つになっておられることをより確信したい方は、天一聖殿に設置された十四枚の真の父母様の生涯路程と天宙復帰摂理路程の聖画を、ぜひごらんになってください。
真のお母様が永遠に残したいものの核心は、真のお父様と一つになって成し遂げられた奇跡の数々であり、天の父母様の愛が見える形で歩まれた真の父母様の生涯です。お母様がお父様をどれほど愛し、敬意を払っていらっしゃるのかがよく分かります。
また、真のお母様が天の父母様と一つになっておられることをより確信したい方は、「韓民族選民大叙事詩」の聖画十三枚を、ぜひごらんになってください。
イエス様が果たせなかった小羊の婚宴を再び追い求めた二千年の歴史は、正に実体聖霊としての独り娘を迎える基盤を立てる壮大な蕩減歴史であり、独り娘と共にイエス様の使命を引き継ぐ再臨のメシヤを立てる歴史でした。そして、未来永劫にわたる唯一の真の父母を迎えることでした。
その壮大な天の父母様の夢を託されたのが韓民族であり、選民としてふさわしく、そのアベル的天稟を育んできた天の父母様の足跡が、「韓民族選民大叙事詩」なのです。
その結実として産声を上げた独り娘の決断は、韓民族選民史を天の摂理の中心史に浮上させました。再臨のメシヤと共に勝利した真の父母となって、億兆万の霊人も含めた全人類が天の父母様の血統に返ることができるように道を整えられたのです。
私たち祝福家庭こそ天一国創建の使命を持つ選民
そして今、真の父母様と共に地上に天一国創建の使命を持つ選民として立てられたのが、天の父母様と一つとなり、真の父母様の血統に立つ祝福家庭である私たちなのです。
家庭盟誓で「天一国主人、私たちの家庭は……」と日々誓いを立てるように、正に私たち祝福家庭は天一国創建に向かう最終摂理を担う「選民」なのです。
この壮大な十二年間の真のお母様の最大のテーマは、天の父の陰に位置していた「天の母」に光を当て、天の父母様の位相を確立することでした。
そのために実体聖霊を強調され、無理解と誤解の中でも、あえて「独り娘」を前面に立てたみ言を語り続けてこられたのです。
真のお母様によって天の母の神性(ロゴス)が完成され、正に神様が天の父母様として解放される摂理的な瞬間を迎えました。
祝福家庭は実体聖霊、初臨の独り娘・ 真のお母様と一つになってこそ、真の子女の責任を果たすことのできる時代を迎えたのです。
「ホーリーマザー・ハンに侍る祝福家庭」の称号は、現代摂理の最高の祝福であり、そこにこそ真のお父様と一つとなり、天の父母様と一つになる道があるのです。
天の父母様に実体で侍る時代を迎えました。全ての祝福家庭は、現代摂理の選民としての自覚を抱きながら、天一国の真の子女として責任を果たしてまいりましょう